ごあいさつ
弊所を開業してから12年が経過しました。
お客様・関係先様・同業の先輩や仲間から文字どおりの「おかげさま」で、現在も順調に業務を続けることができております。弊所のWEBサイトではありますが、この場で心からの御礼を申し上げます。
今年度から、これまでの土地家屋調査士業務のほかに3次元測量業務が加わりました。これは、最新の3Dレーザースキャナーを使用した測量から得られた
①家屋等構造体の点群データ
を、お客様に提供するものです。
また、上記の点群データの提供のほか、当該データを解析した成果である
②構造間の寸法(表面距離)
③建物の不等沈下/不同沈下における傾斜量の定量的分析と報告
を、提供することも可能になりました。
個人のお客様をはじめ、建築士様・工務店様・金融機関様の、「ちょっとした疑問」から「詳細・精密なご要望」までしっかりとお応えすることによって、けっして登記簿に載ることない「安心感」を大切にいたします。
サービス内容等の最終調整が完了次第、正式発表いたします。
2022-05-27 土地家屋調査士 菊池豪
土地家屋調査士は、たとえば駆け出しの新人からこの道数十年ベテランまで、約1万8千人います。 お客様が、このなかの誰に仕事を依頼したとしても、得られる成果(結果)はおよそ同じであるといえます。
なぜかというと、非常に公共性が高い仕事ですから (“成果”がお客様の財産に直結するのです) 国も業界団体(日本 土地家屋調査士会 連合会等)も、法制度の維持運用や調査士研修には大変な力を入れて、その質の向上に努めているからです。
いわば、最低限の品質保証がなされているわけです。 こういった態様は、他資格でも同様のことでしょう。
しかし、この「最低限の品質保証」だけで、はたして十分でしょうか。
土地の境界確定業務であれば、お客様はその土地・建物に長くお住まいになるわけですから、ご近所様との関係には細心の注意をはらわなければなりません。
また、建物の表題登記の代理申請業務なら、お客様の個人情報(プライバシー)の保護にも、万全を期す必要があります。
そして、業務が完了した後も、お客様からのお問い合わせに、お応えできるシステムの維持も重要です。たとえ30年後であっても。
お客様からお引き受けした仕事を“全う”することに加えて、目には見えない「安心感」をお客様に感じていただくこと・・・・・・は非常に大切であると私は考えています。
そのためにも、基本分野・専門分野における研鑽のみならず、お客様のためになるサービスを開発・提案してまいりたいと思います。
発展途上の事務所ではございますが、今後とも、皆様の更なるご指導ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。
2010-11 土地家屋調査士 菊池豪